振袖を高く売る方法※買取相場と買い叩かれない為の賢い売り方をまとめました

振袖の買取相場 振袖の買取相場っていくら?

 

振袖は未婚女性の着物の中で最も格が高く、成人式はもちろん現在はパーティーなどでも着る事が多くなっています
鮮やかな模様が特徴ですが、成人式に似合う豪華な模様の物から大人の社交場に似合うようなクラシックな柄まで幅広くあります

 

ただ、実際は成人式に来て以来、たんすに眠っていると言う方も多いと思います

 

そんな振袖の買取相場と出来るだけ高く売る為に必要なポイントをまとめました
振袖に関する基礎知識も記載していますので参考にしてみてください

 

京子

 

昔は18歳以下の子供が着るものだった振袖は今では幅広いシーンに活躍する着物になりました
ただ、中々着る機会がないと言う方も少なくありませんよね

 

着物の保管は難しく、放っておくだけでも経年劣化によるシミなどで価値が下がっていきます
もう着る事がないのであればいっそリサイクルして次の方にバトンタッチするのも一つの手ですよね



振袖の買取相場はいくら?高価買取が期待できるお店はどこ?

 

どんな衣類でも購入する方が多い物、需要があるものが高く売れますよね
振袖は需要が多く、購入するだけでなくレンタルする方も多くいます

 

ただ、一言に振袖と言ってもノーブランドの物から有名作家(和田光正、辻村寿三郎、大彦、大羊居、千總、加賀友禅作家、松井青々、山岡古都、栗山吉三郎、皆川月華、久保田一竹、吉野一廉、草野一騎、齋藤三才など)や千總などの有名呉服屋が手掛けた物まで様々です
後は汚れ、シミなどの状態から年代によっても大きく値段が変わるものです

 

振袖は一言でいくらで売れると言いきれませんが、買取相場を複数の買取店で確認してみると新品で状態の良い物と言う前提で1,000円~500,000円と非常に幅広いんです
新品であったとしても丈が短すぎたり、年代が古い物だとシミがついてしまいます

 

私の場合は10年以上前のノーブランドの振袖を査定し貰った時は3,000円の値段がつきました
シミも結構あったのですが、複数の買取店に依頼して一番高く値段がついたのは上記の値段です
(単品では買取不可とう買取店もありました…)

 

振袖の買取事例

一部にはなりますが、実際の振袖の買取事例をまとめてみました

ノーブランド振袖…6,900円
千總振袖…180,000円
京友禅金彩加工…54,000円
振袖三越…50,000円
加賀友禅振袖(清水千鶴子)…60,000円
紅型振袖…45,000円
振袖(藤井寛作)…89,000円

ノーブランドでも正絹で状態の良い物であれば10,000円~の値段がつく事は珍しくありません
後はやはり有名、人気作家物や人間国宝の着物はかなり高く売れます

 

高価買取が期待できるのは買取専門店※リサイクルショップは絶対にNG

振袖に関わらず、着物を売るとなると絶対に間違ってはいけないのは着物買取専門店に査定を依頼すると言う事
また、複数の業者で相見積もりに出すと高値が付く可能性が高くなります

 

総合リサイクルショップや質屋さんでも着物の取り扱いがありますが、着物に詳しい査定員がいる事は珍しくお勧めできません
リサイクルショップと買取専門店で買い取り額を比較して数十倍変わるというのは全然珍しい事ではありません

 

私が複数枚の着物を査定に出した時、オフハウスやエコリングの様な総合リサイクルショップや貴金属買取が得意なお店はタダ同然の値段がつきました
着物買取専門店と比較すると数十倍~数百倍倍近く値段が違いましたので驚きです
まとめて10円とか50円とかの着物がちゃんとしたところに出すと6,000円とかだったので

 

相見積もりに出す際は全て手数料が無料なところに出す

着物買取専門店と言っても口コミ評判が高いお店はたくさんありますので最低でも3社程度は相見積もりに出すのがお勧めです

 

査定の際に見るポイントはどの業者もほとんど変わりませんが、その業者の在庫状況や販路に違いがありますので値段も変わってきます
また、状態が悪い着物であっても自社でクリーニングなどを行えるお店とそうでないお店では買取金額に差が出ます

 

後は、相見積もりに出す事で自然に交渉が可能になります
着物の相場は実際に査定に出さないと分からない部分が多く、こちらとしても複数のお店に出す事で『○○さんではいくらでした』と交渉しやすくなります

 

ただ、相見積もりに出す際は査定にかかる費用が完全に無料の業者を選ぶ必要があります
査定方法は

  • お店に持ち込む店頭買取
  • 査定員が訪れる出張買取
  • 郵送で着物を送る宅配買取

がありますが、店頭買取以外は出張料、送料がかかる場合があります

 

出張料に関してはほとんどの業者が無料なのですが、宅配買取に関しては段ボールを自分で用意する必要があったり、送る際の送料が無料でもキャンセルした時の返送料が有料の業者は少なくありません
返送料は1,000円~2,000円ほどかかる場合が多いので着物の売値よりも高くつき、泣く泣く売ってしまったという方もいます

 

なのでおすすめは店頭買取、出張買取、宅配買取(返送料が無料)の業者で相見積もりに出す事
3社~5社程度買取実績が豊富なお店に出すと自分の着物の買取相場とより高値で買い取りを行ってくれるお店が分かります

 

口コミ評判が高い着物買取店特集へ

振袖とは

 

振袖は簡単に言うと長い袖の着物ですが、振袖と言う名称が生まれたのは江戸時代初期です
当時は18歳以下の未婚女性が着るもので若さの象徴だったと言われます

 

現在でも成人式に着る事もあって若さの象徴である事に変わりはありませんが、年代に関わらずパーティー、お茶会などにも着用する事が増えてきました
デザインも鮮やかな着物から少し落ち着いた模様の物まで幅広くなっています

 

また、振袖と一言に言っても3種類あり袖丈の長さによって大振袖、中振袖、小振袖に分かれます

大振袖…袖の長さがくるぶしくらい※袖丈114㎝前後
中振袖…袖の長さがふくらはぎくらい※袖丈100㎝前後
小振袖…袖丈76~86㎝ほど

となり、着る人の身長によって合わせていきます

 

大振袖、中振袖は花嫁衣裳やお色直し、成人式に、と小振袖はパーティなどに用いられることが多いですね
小振袖でも絵付けによって第一礼装になりますので格式が落ちるわけではありませんが、用途の広さから振袖所有者の多くの人は大振袖(本振袖)か中振袖を持っています

 

芸能人、演歌歌手などは年齢や既婚、未婚に問わずコンサートなどで振袖を着用しているシーンを見かけたりしますが、一般人とは風潮、事情が異なります

 

振袖の生地

振袖の生地には縮緬、綸子、またはおめでたい地紋を織り出したものなどでそれらの生地に友禅染め、型染め、刺しゅう、箔置きなどで様々な模様を染めていきます